薬剤師は、医薬品全般について、幅広い知識を持つ薬の専門家です。薬局や医療機関で処方せんに基づく調剤や患者への服薬説明を行うほか、医療用医薬品から一般用医薬品まで、すべての薬を販売したり、相談に乗ることができます。
薬剤師は、大学の薬学部を卒業し、薬剤師国家試験に合格して与えられる資格です。薬学部では、有機化学や無機化学など化合物に関する基礎的知識をはじめ、体内で薬がどのように作用するかといった知識、さらには病気やその治療についても学んでいます。平成18年度からは、薬学部は6年制となりました。なお、薬局や医療機関で調剤に携わるだけでなく、学校での環境衛生管理や、医薬品の研究開発や製造に関与している薬剤師もいます。2つ以上の薬を併用すると、その種類によってお互いに影響し、効かなくなったり、効きすぎることがあります。それによって、期待される作用が現れにくくなったり、また、思わぬ副作用が現れたりすることで、適切な診療の妨げになることがあります。
病院にかかるとき、薬を買うときには、必ず医師や薬剤師などの専門家に今使っているくすりを伝えましょう。
登録販売者
登録販売者は、薬剤師とは別に一般用医薬品の、第2類、第3類医薬品について販売したり、相談に乗ったりできる専門家です。
登録販売者になるには、都道府県が実施する試験に合格し、都道府県知事の登録を受ける必要があります。
さらに詳しく知りたい方は➡厚生労働省、日本薬剤師会 令和1年10月 https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000555262.pdf
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