厚生労働省では、毎年食中毒の発生状況の調査を行っています。また、夏期・年末には、食中毒等の食品による事故の防止を図るとともに、積極的に食品衛生の向上を図る見地から、全国一斉に都道府県等による食品関係事業者等に対する監視指導を強化しています。はて、食中毒は夏季、年末に多くそれ以外の時期はそんなに多くないのか?調べてみました。
年によって件数にばらつきはあるようでしたが、最近の3年間の報告件数を平均すると下図
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(厚生労働省「4. 食中毒統計資料」) |
のようになりました。なんと、真夏より9月10月の方が件数が多くなっていました。11月, 12月の件数も平成24年には多かったようですが、25, 26年は減少しています。
原因食品別でみると、「きのこ」、原因物質別でみると「アニサキス」(海産動物に寄生する寄生虫)による食中毒が秋に多いようでした。
食欲の秋だからこそ気を付けたいですね。
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