2020年1月21日火曜日

麦ごはんを使用した食品試験を行いました(2014年)

内臓脂肪型肥満の方を対象に、麦ごはんを食べていただいて、内臓脂肪減少作用があるかどうかを確認する試験を行いました。1つのグループには「キラリモチ」50%麦ごはん(ベータグルカン2.2g/パック)を食べていただき、もう一方のグループには「四国裸84号」10%麦ごはん(ベータグルカン0.0g/パック:プラセボ食)を食べていただきました。対象者には、ご自身がどちらのご飯を食べているのか知らせずに12週間毎日食していただきました。結果としては、ベータグルカン含有麦ごはんを摂取したグループにおいて内臓脂肪面積や、BMI、腹囲においても低下が認められました。この作用はLDLコレステロール、中性脂肪が高めの人で著しいことが明らかとなりました。

この結果は、2015年の肥満学会で発表されました。

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