2020年1月21日火曜日

花粉症とは

花粉症は、スギ花粉やヒノキ花粉などの花粉によって起こるアレルギー疾患です。体内に花粉などの異物(抗原)が入ると、それに結合する免疫たんぱく質(抗体)が作られ、様々な免疫反応が起こります。アレルギーとはその免疫反応が過剰に起こる状態であり、その原因がスギ花粉やヒノキ花粉などの花粉である場合が花粉症です。代表的な花粉症の症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみです。これは、鼻と目が外気に接しているため花粉に触れる機会が多く、さらに免疫反応に関係の深い粘膜組織を持つことから、花粉に対するアレルギー症状が起こりやすいためと考えられています。

花粉シーズンの生活の心得
まずは、症状を悪化させない生活の心得を身に付けましょう。
①風邪を引かないこと
花粉の飛散シーズン前に風邪を引くと、粘膜の上皮が弱くなり、花粉症の症状がひどくなることがあります。
②お酒を飲みすぎないこと
鼻づまりを悪化させる可能性があります。
③タバコも控えめに
タバコも粘膜を傷つけます。

このように、風邪やお酒、タバコに気を付けるとともに、寝不足、過労にも注意し、規則正しい生活を送ることが重要です。なお、特定の食材を摂取することで症状が大きく改善するような効果は、現在確認されていません。大切なことは、バランスのよい食生活を心掛けることです。
(花粉症一口メモ:東京都保健福祉局より抜粋)

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