平成25年 国民生活基礎調査(厚生労働省)
厚生労働省では、保健、医療、福祉、年金、所得等国民生活の基礎的事項を調査しています。この調査は、厚生労働行政の企画及び運営に必要な基礎資料を得ることを目的とするもので、昭和61年を初年として3年ごとに大規模な調査を実施し、中間の各年は簡易な調査を実施することとなっています。平成25年は、第10回目の大規模調査が実施されました。その中に、「健康診断や人間ドッグの受診状況」や「がん検診の受診状況」も調査されています。これによると、以下の結果が示されています。
●健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況
20 歳以上の者(入院者は除く。)について、過去1年間の健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況を性別にみると、男67.2%、女57.9%で男が高くなっており、年齢階級別にみると、男女ともに「50~59 歳」が最も高く、男で76.2%、女で66.2%となっている。
● がん検診の受診状況
40 歳から69 歳の者(子宮がん(子宮頸がん)検診は20 歳から69 歳。入院者は除く。)について、過去1年間にがん検診を受診した者をみると、男女とも「肺がん検診」が最も多く、男で47.5%、女で37.4%となっている。過去2年間に子宮がん(子宮頸がん)、乳がん検診を受診した者をみると、子宮がん(子宮頸がん)検診は42.1%、乳がん検診は43.4%となっている。
厚生労働省 平成25年 国民生活基礎調査の概況
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