2020年1月21日火曜日

冬も忘れずに水分補給を

人間は体の約60%は水分で、毎日食べ物や飲み物などから2リットル~2.5 リットルの水分を摂取し、尿や便、汗などで同じくらいの量の水分を体から排出しています。これは季節が変わってもあまり変化がありません。水分補給の重要性は夏場と変わらないのです。 空気の乾燥が進む冬は、風邪やインフルエンザの原因となるウイルスの活動が活発化する季節です。水分補給は、喉や鼻の粘膜を潤し、ウイルスの侵入を防ぐと同時に、侵入したウイルスを痰や鼻水によって体外に排出する作用を助けます。もし風邪をひいてしまったら、発熱や食欲低下、下痢、嘔吐などの症状により体からの水分排出が多くなりますので、普段以上にきちんと水分を補給するようにしましょう。 水分摂取が少なくなると、血液がドロドロ状態になり、血管が詰まりやすくなり、寒さによる血圧上昇とも相まって、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。また忘年会や新年会など、飲酒の機会が多い季節でもあります。アルコールには利尿作用があるため、過度の飲酒は体の脱水状態を招きます。アルコールを飲んだら、意識的に水分補給するようにしてください。

参考URL:(全国健康保険協会)https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat510/h24/1030-114569

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