今までの生活スタイルを激変させる出来事に直面した場合に、私たちの体内時計は乱れやすくなるだけでなく、一度乱れると適切なリズムに戻すことが難しくなるそうです。昨年からのコロナ禍が続く現在は、不眠や食欲低下、元気がなくなったり、落ち込んだり…といった心身の症状が生じやすい状態にあります。これらの症状を予防するには、毎日を規則正しく過ごすように気をつけ、体内時計を正確に働くように努めることが重要です。誰でもすぐ始められる規則正しい生活を送るための自己管理術のポイントをいくつか簡単にご紹介します。
・自宅待機や在宅勤務であっても、自分自身で毎日決まって行う日課を設定しましょう。
・毎日、同じ時刻に起床・就寝、同じ時間に食事、できれば同じ時間帯に運動をしましょう。
・毎日、一定時間（なるべく午前中の早い時間）に日光を浴びるようにしましょう。
・もし外に出られないとしても、少なくとも2時間は窓際で過ごし、日光を浴びましょう
・毎日、同じ時刻に人とコミュニケーションするスケジュールを持ちましょう。
・日中の昼寝は避け（最大でも30分以内に）、夜間にブルーライトを浴びるのは避けましょう。
★睡眠状態について気になる方は、WHO(世界保健機関)が中心になって設立した｢睡眠と健康に関する世界プロジェクト｣が作成した世界共通の不眠症判定法｢アテネ不眠尺度｣で、チェックしてみてください（ocu.jp/3sfaQrからアクセス）
（パブリックヘルスリサーチセンター）https://www.phrf.jp/ssl/publication/pdf_s_news/care2017_aut.pdf
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